日々是好日(校長室だより)

2020年6月の記事一覧

朝学習

本校では、毎日の朝学習の習慣など、落ち着いた学習環境のもと授業に取り組んでいます。

朝学習では読書をする生徒もいます。読解力を高めるにはただ目で追うだけでなく、書かれていることを要約したり図解化すると効果的だといわれています。ぜひやってみてください。

 

言の葉

日本の一般入試は、学習指導要領が定めた範囲から出題されます。そしてその内容は検定を受けた教科書さえしっかり読んで理解できていれば突破できるように設計されています。けれども、圧倒的多数の生徒は「自分は教科書は読めている」と思ていますが、実は読めていないのです。

「AIに負けない子供を育てる」 新井紀子 東洋経済新潮社 P141

こころに届けこの音(筝曲部・音楽部 紹介)

本日、筝曲部・音楽部が中庭にて「こころに届けこの音」として1年次生に部活紹介を行いました。

ソーシャルディスタンスを保ちながらも、素敵な演奏を中庭に響かせてくれました。

音響をサポートしていた生徒会もグッジョブ!です。

 ※写真はプライバシー保護のため解像度を低くしています

言の葉

音楽が込み入った織物の糸のように寄り添い、離れ、様々なテクスチュアで展開される様子は圧巻である。もちろん素晴らしいのは音楽である。しかし音楽を私たちに届けてくれる演奏家もまた素晴らしい存在である。

「ドラッカーとオーケストラの組織論」山岸淳子 PHP新書 p102

3年次 アルバム写真撮影

 本日、3年次は卒業アルバムの写真撮影がありました。

 

学校が始まり、3年次生は進路に向かってラストスパートです。頑張れ!

言の葉

大切なのは「合格ラインと今の実力とのギャップ」と「試験日までの残り日数」から逆算して、日々やることを再構築していくことです。

「7日間勉強法」 鈴木英明 ダイヤモンド社 P77

図書館にて

本日、図書館で「世界の少数民族 ~いつまでこの姿が見られるのだろうか~」という写真集が目に留まりました。パラパラとめくると、なんと私が昔住んでいた島が紹介されていました。取材も丁寧に行われたようで、興味本位に奇風習を扱うのでなく、その土地の人々の伝統文化にリスペクトをもって記事が書かれていることに、とてもうれしく思いました。

 

バラエティのような視点で少数民族などを面白おかしく伝えるメディアが多いのに対して、現地の人に対して尊敬の気持ちをもって取材する人の本や写真集は読んでいて気持ちがいいものです。

まだまだ知らない世界がたくさんあることを知ることができる本です。図書館に行ったら手に取ってください。

言の葉

この魅惑の島々に暮らす人々はまさに土地を通して、土地から命、健康、幸福がもたらされる機会を通して、精霊と神々、過去と現在、祖先と新しく生まれる世代の間のつながりを表現しているのかもしれない。

「世界の少数民族」イアゴ・コラッツア グレタ・ローパ ナショナルジオグラフィック

 

 

学校再開

本日より学校再開

とは言っても、マスク着用、密をなるべく避ける、部活動も週3日など制限があります。

これまで、あたりまえのように毎日学校に通っていたことが、いかに貴重であったか感じずにはいられません。

今後、感染を広げない、かからないため、注意して行動しましょう。

 

1階、3年次の通路の掲示板に貼ってありました。

全員登校に向けて、元気になる言葉を伝えたい! ある先生が、そんな気持ちで作ってくれました。

先生方も、クラスの全員がそろうことを心待ちにしていました。

 

言の葉 

「あたりまえ」を疑う。「あたりまえ」に生きていることを疑う。これは、決して自分の生活に対して疑心暗鬼になることでも人生を斜に構えて生きることでもない。あくまでも世の中を質的に調べるセンスであり、具体的な営みであると、考えてほしい。

「あたりまえ」を疑う社会学 好井裕明 光文社新書 p209

分散登校が終了します

本日、分散登校最終日でした。

いよいよ、6月22日からは全校生徒が一斉に登校します。感染予防に努めながら徐々に通常の学校に戻していきます。

しばらく学校に来ていなかったせいもあり、体調を崩す生徒もいました。週末は休養をとるなど、来週からの学校生活に向けて準備をしてください。

言の葉

 ロビンソン・クルーソーのように無人島で一人で暮らしていたらその人がいい人なのか悪い人なのかはわからない。集団の中に置かれたときにどんな行動を起こすかでその人のことが初めてわかる。

「明日この世を去るとしても、今日の花に水を上げなさい」 樋野興夫(順天堂大学 医師) 幻冬舎 P140

 

休業中の課題2

先週の話になってしまいますが、休業中に校長から出した「コロナウイルスなどの病気や自然災害などの脅威に対し、あなたは希望する進路において将来どんな貢献をすることができますか」という課題に応えてくれた生徒のレポートを読ませていただきました。

  【校長室前の提出箱 まだ受け付けてます!】

レポートを読みながら、私は30年以上前に初めて教師として赴任した日のことを思い出しました。

教育公務員は、初めて着任した学校で「宣誓書」を書くのですが、改めて「全体の奉仕者」としての仕事に就くことに、身の引き締まる思いをしたことを覚えています。

この生徒は、将来の進路として公務員を目指しているそうです。今の時点では自分が社会に対して何ができるかわからないが、公務員という仕事が「営利を目的とせず、人と社会のために幸せな生活を作り出し支える仕事」であるから、この仕事を目指して、自分のできることを探していきたいと言っています。さらに、何かをできるようになるために、社会で起きていることを知ることの大切さも語ってくれました。将来の進路を見据えて、今自分が何をすべきかをしっかり考えているところがとても頼もしく感じます。

言の葉

理由なき成功も理由なき失敗もない。・・・ だから、その理由を分析した行動、すなわち努力を積み重ねることが次につながる。・・・それが僕の運命論である。

「準備する力」 川島永嗣(サッカー日本代表GK) 角川書店 P93

1・2年次生履修指導

本日、来年度の履修科目選択についての履修指導が行われました。本校は単位制の特色を生かして、進路希望や学習希望により、一人一人が自分だけの履修プランを作成していきます。10年後どんな自分になりたいかを想像して悔いのない履修選択をしてください。

 

言の葉

 「自分に関する力」と「人とかかわる力」、すなわち心の土台となるもの・・・AI時代を迎えるにあたり、そんな「非認知能力」の重要性が問われている。そしてスポーツにはそれをはぐくむ要素が多分に含まれている。

青木義満 慶応大学理工学部電子工学科教授 「Sports Japan  Vol49 日本スポーツ協会 P4より」0000

竹のようにしなやかに、アフリカで生きる

今から20年位前、私がテニス部の顧問をしていたときの教え子が、現在アフリカのルワンダに住んでいます。

卒業後「私も先生と同じように青年海外協力隊員になって、アフリカのモザンビークに行きます」と連絡があって壮行会をしたときには、2年の任期を終えたら日本に帰ってくるだろうと思っていました。ところが帰国後すぐに、今度はアフリカのルワンダに行き、同じ協力隊員だったご主人と一緒に現地に移住しビジネスを始めたそうです。

高校時代はややおっとりしている印象でしたが、夢を追いかけながら、たくましく、しなやかな大人となり、アフリカの大地で活躍しています。
夢を追いかけること、あきらめないこと、北高生の皆さんにも参考になることがたくさん書かれています。

 

インタビューの記事はこちらです
http://jp.vo1ss.com/2020/04/24/asuka-takeda/

言の葉
今すぐにはできなくても、やりたいと思う気持ちが消えなければいつかチャンスが巡ってくることがあります。
竹田あすか(川畑あすか) 元青年海外協力隊

世界をちょっとだけいい方向動かす

各年次の始業式で校長から課題を出しましたが、すでに提出してくれた生徒がいます。

任意としていたので何人くらい提出あるか楽しみにしていましたが、分散登校初日に提出してくれました。

本人の了承を得ていないので、詳しくは書きませんが、レポートの内容は私の予想を超えていました、さすが北高生!!

この生徒は将来、言葉にかかわる仕事を希望しているようです。私は、文系であれば文学や報道記者としての貢献を考える生徒はいそうだなと予想していましたが、このレポートを見て「そうきたか!」と思わず声が出てしまいました。自分が目指している職業の大切さ、社会への貢献など表現も的確でとても素敵な文章でした。

提出は任意といいましたが、ぜひ、多くの生徒からのレポートを楽しみにしています。ちゃんとしたレポートになってなくても大丈夫。今考えている進路をイメージして、その分野でできること、つまり、世界をちょっとだけいい方向に動かすことを考えてみてください。どんな分野でも、できることは必ずあります。

言の葉

コミュニケーション効率がもっとも高いのは、「受け手が送り手に好感を持っているとき」、そして「受け手が聞きたいと思っていることを送り手がいったとき」なのです。

世界のしくみが見える「メディア論」 有馬哲夫 宝島新書