2024年11月の記事一覧
【野球部】 試合結果(さいたま市民大会)
11月9日(土)@市営浦和球場
浦和北 000 000 11 2
市浦和 402 010 02× 9(8回コールド)
今年度、最後の大会となる浦和地区の市民大会予選を迎えました。 初戦は秋の県大会出場校である市立浦和高校との対戦となりました。 初回、先頭の藤澤(2年・桶川西)がヒットで出塁し、続く吉澤(2年・原山)が送ってチャンスを作るものの、3番・4番が倒れ、無得点。 その裏、本校の先発は瀬戸(2年・植水)でしたが、エラー、長打、四死球、長打の繰り返しで初回に4失点。 最近の練習試合でも、初回無得点で先に失点して追いかける展開が多かったので、ある意味練習通りとなってしまいました。 2回以降はチャンスらしいチャンスも作れず、3回には追加点を許します。 流れとしては最悪の状態でしたが、4回裏、初めてピンチを0点で切り抜けたあたりで、かすかな光が見え始めました。 5回からは、瀬戸から寺田(1年・白幡)に継投。 1失点はしましたが、投球内容としては、自分の持てる力は出していたと思います。 あとは、ランナーを出してからの落ち着きというか、割り切りというか、ピッチャーとしての経験値でしょう。 期待の持てる内容でした。 7点差となり、コールド負けが見えてきた7回、木村(2年・新曽)のタイムリーで1点を返して何とか初得点。 続く8回にも押し出しで1点を返します。 しかし、8回から登板した政(2年・植水)は制球が定まらず2者連続の四球で再び寺田へスイッチ。 その2球目を打たれ、2塁打でコールドが成立しました。
11月10日(日)@市営浦和球場
浦和北 100 001 003 5
浦和東 030 010 010 5
2戦目は浦和東高校との対戦でした。両チームともに、コールド勝ちするしか予選突破のチャンスがなかったのですが、シーソーゲームの接戦となりました。 この試合でも、初回、先頭の藤澤がバントヒットで出塁し、吉澤が送りチャンスを作ります。 その後2死3塁となった場面で、投球が少しそれた間に、藤澤がホームインして先制します。 本校の先発は前日持てる力を出して投球をしていた寺田。 この日も自分の力は出していたと思います。 しかし、2回に相手打線に捕まり3失点。 5回にもタイムリエラ―で失点が続きました。 リードを許す展開で6回、この2試合調子の上がらなかった3番荒井(2年・大久保)の3塁打、4番丸山(2年・植水)の犠牲フライで1点を返します。 7回からは前日、今一つの投球となってしまった政が登板。 相変わらず制球にバラツキはありましたが、前日よりは腕を振って投げていたと思います。 8回に3塁打と犠牲フライで1点を失い、3点差で迎えた最後の攻撃。 先頭の丸山が今大会初ヒットで出塁すると木村の四球、途中出場の臼田(1年・蕨第一)の死球で0アウト満塁のチャンスとなります。 続く寺田の打席で投球がそれる間に1点、犠牲フライで1点を返し1点差。 2アウト3塁となって政のタイムリーで同点に追いつきました。 裏は瀬戸が無失点でしのいで試合終了。 何とか引き分けに持ち込めました。
2試合で17名全員が出場を果たしました。 中でも石川(2年・美園南)、和泉澤(1年・朝霞第一)、大槻(1年・内谷)の初心者トリオは、打席で迷いなく自分のスイングができていました。 石川は初ヒットも放ち、この冬の練習のモチベーションとしてくれればと思います。
これで年内の試合は終了となりました。 課題が見つかったと口にしている選手もいますが、その課題とは、今の自分が出来ていないことです。 出来ていないことを出来るようにするには、量と質と時間がかかります。 これからの試合の無い期間は、量と質と時間を確保できる期間です。 自分を見つめ、自分と戦い、仲間と励ましあいながら、来年の3月を迎えてほしいと思います。 現地や現地以外で応援いただいたみなさま、ありがとうございました。 引き続き、浦北野球部をよろしくお願いします。
最後に、中学3年生およびその保護者のみなさまへ。 この記事を読んでいただいているということは、少なからず浦北野球部に関心があるということなのではないでしょうか。 浦北野球部は、上位の実力があるチームではありません。 「打倒私学」をチームのスローガンとして掲げて、色んな特徴の子どもたちが、それぞれに頑張っています。 そんな子どもたちの成長を支えられるよう、日々支援をしております。 野球はおじさん・おばさんになってもできますが、高校野球は高校生しかできません。 そんな高校野球を、浦北野球部でやっていただけばと願う今日この頃です。