山岳部(旧MOC部)
7月鋸山
7月11日(土)今回私達が登った山は、千葉県房総半島に位置する「鋸山」です。武蔵浦和駅から3時間ほど電車に揺られて浜金谷駅へ向かうと、周りの景色はいつの間にか都会のビル群から見事なオーシャンビューになっていました。鋸山は東京湾に面した標高329mの低山でありながら、江戸時代より「房州石」と呼ばれる良質な石材を産出してきた日本遺産の採石地として有名です。駅を出て見た鋸山の外観は採石によって四角く切られていて、大きな壁のようでした。登山道の入り口までの住宅街の用水路には多くのサワガニが見られ、山と海が近いことを実感させられました。用水路を辿って登山口に着き、登り始めの坂はコンクリートでしたが途中からの石畳の道は苔が生えていて登りづらかったです。中腹の『猫丁場』では石壁に猫の彫刻があったりハート型の穴が彫ってあったり見どころが多く、面白かったです。展望台を目指す途中には古代遺跡のような石切り場跡地があり、ロマンを感じました。
展望台では綺麗な海を見ることができ、吹き抜ける風が気持ち良かったです。頂上では昼食を食べました。見晴らしはあまり良くなかったものの大坪山山頂に建つ、高さ56mの巨大な東京湾観音を見ることができたのでよかったです。そこからは『鋸』という名の通り、上がったり下がったりのギザギザの山道を歩き、下山しました。下山しながら見た石切り場跡地は自然と融合してとても幻想的になっていて、中でも『ラピュタの壁』と言われる場所は城跡のような見た目でかっこよかったです。下山してからは海沿いの観光案内所で日帰り温泉に浸かり、疲れを洗い流しました。今回登った鋸山は低山ながらも自然や歴史が多く詰まっていてとても興味を惹かれる山でした。その一方で山道に捨てられたゴミが多いことや外来種のキョンがいたことなど、環境問題についても考えさせられる山でした。濃密な1日でとても楽しかったです。
by SA(3年)
顧問より
クマ被害のニュースのこともあり、6月の山行は中止、7月は例年テント泊登山をしていましたが、日帰り登山となりました。今回の山行をもって3年次生は引退となります。大きな山には行けませんでしたが、記憶に残る山行となりました。将来東京湾からこのギザギザの山を見ることがあったら今回の山行を思い出すことでしょう。3年次生おふたり、今までお疲れ様でした。
5月大山
5月9日、今回は、神奈川県の大山(標高1,252m)に登ってきました。風が涼しく、天気も良く、絶好の登山日和でした。
道中では涼しげな滝の音に癒やされつつ、急な階段が続く大山特有のコースに挑みました。
そして、大山といったらこれ。
山頂にある立派な神社。ここからは雲の上に浮かぶような美しい富士山を見ることができました。さらに反対側に目を向ければ、相模湾が一望でき、遠くには江の島もはっきりと見えました。
下山は、無理をせずケーブルカーを利用することにしました。
車両の大きな窓からは、登りとはまた違った角度で大山の豊かな緑を楽しむことができました。そして、ケーブルカーに乗車中、野生のシカと遭遇するというラッキーなことが起きました。立派な角を持ったシカがこちらをじっと見つめていて、その静かで凛とした姿は、息をのむほど美しかったです。
絶景に癒やされ、動物との出会いもあり、心身ともにリフレッシュできた最高の一日となりました。
by N.G.(1年)
4月新歓ハイキング
4月18日、今回は、新歓登山と題し、1年生1人とともに陣馬山(標高855m)に登ってきました。太陽が顔を見せ、風も涼しく、春らしい山行日和の天気でした。登山靴の2年生よりもスニーカー の1年生の方が余裕のある顔をして淡々と登っており、特大新人の予感を感じさせます。昨年度の新歓ハイキングでも陣馬山に足を運びましたが、昨年度とは異なり、桜はかなり散っていました。しかし、天候に恵まれ、登頂した際には美しい富士山が拝めました。
そして、陣馬といったらこれ。
謎の白いオブジェクトととの(部員3人を1人とした場合の)ツーショット。このオブジェクトが何なのか気になり調べて見ると、白い馬とのこと。戦国時代、北条氏と武田氏がこの地で対陣した場所でかつては陣張山という名前だったのが、のちに陣馬山と呼ばれるようになったそう。重要なところが抜けている気がする。まぁ馬に乗って対陣したとかなんだろ(なげやり)。
帰りは景信山頂から小仏方面へ下山。1年生との仲も深まり楽しい山行となりました。慣れないことばかりで大変だった1年生にはゆっくり休んでほしいです。以上。
山岳部ではまだまだ新入生募集中ということで終わりにしたいと思います。ご精読ありがとうございました。
by TK(2年)
2月 入笠山
2月14日、世はバレンタインに浮かれる日に我々は南アルプス前衛の山、入笠山に挑みました。
山梨県と長野県の県境にあると言うことで集合はなんと5:40!!多くの人が始発で行かなければならなかったのですが、あろう事か部長が寝坊。予定通りに集合した人たちは予定通りの行程で山へと向かい現地で落ち合おうという事になり、当の本人はあらゆる手を使いなんとか現地に50分遅れで到着し、急いでゴンドラに乗り込み登山スタート。
先に行った人たちに長めの休憩(15分)をとっていただいた事で、登山開始から20分のところで落ち合うことができました!!
その後は慣れない雪道をこれまた慣れないチェーンスパイクを履いて度々雪に足を取られながら頂上を目指しました。
登り始めてから約1時間今回の目的地である入笠山山頂に到着。山頂は木がなく開けているため吹きさらしになっており暖かいものが恋しくなりました。しかし、そんな気持ちすらも凌駕するのは360°の大パノラマ。八ヶ岳や富士山、そして夏に登った北岳、槍穂高をはじめとするアルプスなど、誰もが一度は聞いたことのある山々が目の前に広がっており、一生モノの絶景を見たような気がします。
体が冷えてきたので下山を開始。ある部員はスノーシューに挑戦し、初めは普段とは違う感覚に滑っていたが段々と慣れてうまく歩けるようになっていました。他の部員はチェーンスパイクを外して滑るように下りました。
開けたところで休憩する事になり、男子部員は顧問が持ってきたヒップソリで滑ろうと挑戦するも雪の状態と相性が悪くなかなか滑れず、自分たちで雪を削ってコースを作り最終的に滑り切ることができたようでとても楽しんでました。
そんなこんなで今回の山行が無事に終わりよかったです。
3番目の写真 左は甲斐駒ヶ岳、右が夏に登った北岳
4番目の写真 槍穂高などの北アルプス方面
写真左 チェーンスパイク:雪や氷で滑りやすくなっている林道や登山道を歩いたりするときに、足元のスリップを防ぐための道具
写真右 スノーシュー:雪山を沈まず歩くための西洋かんじき
by SK(2年)
1月筑波山
1月18日。新年最初に登ったのは茨城県を代表する山、筑波山です。つくば駅からバスに30分ほど揺られた後、筑波神社のふもとに到着。バスを降りてすぐ、真っ赤な大きい鳥居が我々をお出迎えしてくれました。
さて、筑波山といえば弁慶七戻りやガマ石、国割り石など伝説の残る奇岩が多く存在しています。どれも心くすぐられる興味深い岩ばかりでしたが中でも弁慶七戻りは、とても迫力があり頭上の岩が今にも落ちてきそうで少し身構えてしまいました。
その後も様々な奇岩や植物などを眺め、やっとの思いで女体山の山頂に到着。少し雲がかってはいたものの標高877mから眺める霞ヶ浦、関東平野は絶景でした。それから周囲の景色を楽しみつつ少し歩いて、男体山も登りきりました。
昼食は生徒たちで協力し大鍋たっぷりの味噌ラーメンを作りました。山頂で食べるラーメンは、登頂の達成感や絶景、冷えた体にしみる温かさがあり、普段以上においしく感じられました。計画より少し時間が押してしまい、帰りはやや早めのペースで下りて行きました。途中足を痛めたり体力的に厳しい部分もありましたが、怪我なく全員無事に下山できました。
筑波山は日本百名山でありながら標高が低めで初心者でも登りやすい山となっています。また、ケーブルカーもあるため、子供から大人まで簡単に山頂に行くことができ気軽に豊かな自然や絶景を楽しむことができます。ぜひ一度筑波山に足を運んでみてはいかがでしょうか。
by SM
顧問より
今回登った筑波山は、本校B棟上層階の窓から見ることができる、双耳峰が特徴的な山です。登山道としていくつかのコースがありますが、我々は行きが白雲橋コース、帰りは御幸ケ原コースをあるきました。どちらのコースも人はそれほど多くもなく、はじめはいつもの速いペースで歩いていたのですが·····
山頂付近はケーブルカーなどに乗ってきた人たちで溢れており、気が付いたときには時間に余裕がなくなっていて、せっかくの昼食をゆっくり堪能する間もなく胃に押し込むことに。。。
自分たちのペースだけでなく、混雑も念頭において計画を立てることを学んだ山行となりました。