校長あいさつ

浦和北で夢の実現を

校長 加藤 友作 

 本校は本年度、創立46年目を迎えた単位制・普通科の学校です。さいたま市の桜区にあり、近くに荒川が流れる自然豊かで落ち着いた環境にあります。また、埼玉大学にも近く、高大連携事業で教科によっては埼玉大学の先生が指導者として来校することもあり、学習環境も恵まれています。
 校章に記された4つの「矢じり」は、本校の建つ五関に古墳群があることから図案化され、本校の教育目標「自律・向学・健康・誠実」を示しています。

本校の魅力
1 単位制カリキュラム
 本校のカリキュラムはまるで大学の授業のようです。80を超える多彩な選択講座から、一人一人が自分の興味・関心や進路希望に応じた時間割を作成します。一講座の平均人数は23人、他校の多くは40人クラスが基本ですが、本校ではほぼ半分、講座によっては10人程度で実施するものもあります。一人一人に目が行き届くきめ細やかな「わかる」指導でやる気を高めます。

2 充実の進路指導
 令和5年3月卒業生の合格実績は、大学438、短大10、専門学校33、公務員を含む就職6です。また、約130校の大学から指定校推薦の枠をいただいています。変化する大学入試制度に対応して授業カリキュラムを選択できることも単位制の魅力です。充実の授業に加え、朝学習や進学補習で学力向上を図ります。

3 活発な部活動
 本校の部活動は運動部17、文化部14、同好会1とたくさんの選択肢があります。希望参加ですが9割の生徒が加入しています。全国大会や県大会に出場する部活も多く、運動部、文化部ともに素晴らしい成果を上げています。部活動では学年を超えた人のつながりをとおして社会で通用する人間力を高めます。

4 生徒が輝く学校行事
 学校行事は生徒が主体となり運営しています。北高祭(体育祭・文化祭)では生徒会が中心となり、生徒同士で意見を交わしながら、自分たちで作り上げる経験をとおして自主性を伸ばします。

5 大学等の連携
 埼玉大学と連携した高大連携講座など、先進的な学びに取り組みます。高大連携講座で学んだ授業は学校の単位としても認められます。知的好奇心や進学意欲を高めます。

6 落ち着いた学習環境
 単位制特別教室棟や生徒ホールなど充実の設備、さらにすべての教室にプロジェクターを設置するなど充実のICT環境も備えます。コロナ禍の一斉休業時も動画による授業配信やGoogle Classroomの利用で生徒の学習を支えました。生徒の意識も高く落ち着いた学習環境で学習に集中できます。

 浦和北高校では、多くの生徒が主体的に学習、学校行事、部活動に積極的に取り組み、自分の目指す進路に向けて頑張っており、教職員一同、生徒一人一人の夢の実現に全力で支援していきます。

令和5年4月